爪下血腫で10日おやすみして、そっと外へ。
たった2kmでも、帰ってきた感じが全身に灯った。
雨上がりの匂い、呼吸のリズム、路面からのかすかな反発。
「あ、これだ」って感覚が、初速で蘇る。
目次
今日のログ(休養明けテストラン)
- 種類:ベース走(軽め)
- 距離:2km
- タイム:14:02
- 平均ペース:6:59/km
- 消費カロリー:140kcal
- シューズ:NIKE オデッセイ
爪下血腫とは|再開判断のめやす
爪下血腫は、ぶつける・圧がかかるなどで爪の下に内出血が起きるケガ。
再開の合図は、歩行で痛みがほぼない/爪先を軽く押しても強痛がない/腫れや熱感が引いているの3点。
不安なら1〜2日待ってもいい。
痛みが鋭い、爪が大きく浮いている、発熱を伴う等は受診を優先。
久々2kmが“効く”理由
休養明けは心肺よりもリズムの記憶を起こすのが先。
最初の1分は小さめピッチ、呼吸は「鼻2拍・口2拍」。
1km手前で腕振りを少し大きく、接地は“静か”を合図に。
短距離でも自己肯定感が跳ねるから、その日のメンタルが整う。
安全リスタートのチェックリスト
- 痛み0〜1/10ならテスト2km。2/10でも出るならウォーク多めに切替。
- “会話可能”を余裕の目安に。心拍はログる程度で追わない。
- フィット:つま先1cmの余裕+甲の浮きシワが最小。
- 保護:薄手ソックス+必要に応じて絆創膏やテーピングで接触を減らす。
- 路面:フラット優先。濡れた白線・マンホール・落ち葉は避ける。
1週間の戻し方(例)
| 日 | 内容 | 狙い |
|---|---|---|
| 1 | 2km イージー(痛み確認、歩き挟みOK) | 呼吸と接地の再起動 |
| 2 | 休養 or 20分ウォーク | 荷重ストレスを溜めない |
| 3 | 3km イージー | ピッチと腕振りの同期 |
| 4 | 休養 | 爪周りの違和感チェック |
| 5 | 4〜5km イージー | “気持ちよさ基準”で距離調整 |
| 6 | 補強15分(カーフ・腸腰筋・中殿筋) | 負担分散と推進力 |
| 7 | 2〜3km リカバリー | 次週へスムーズにつなぐ |
どこかで痛みが上がったら、その時点で終了。
“計画より体の声”を最優先で。
雨上がりの注意点
- 濡れた白線・マンホール・落ち葉・工事用鉄板は特に滑る。足裏で踏まない。
- 水溜まりの縁はタイヤ跡でぬめりやすい。避けるライン取りを。
- 体温管理:キャップ+薄手ウィンドシェル。汗冷え前に切り上げる。
予防のヒント|フィット・靴ひも・爪ケア
- サイズ見直し:つま先に1cm余裕。下りで指先が前に当たらないか試走。
- 靴ひも:甲は“指1本”の余白。つま先側は締めすぎない。痛む指の上に圧を作らない結び(ランナーズループ)を試す。
- ソックス:薄手でシーム(縫い目)が当たらないもの。濡れやすい日は速乾性優先。
- 爪:入浴後にまっすぐ短く。角は深追いしない。
- 爪が浮いている時期は距離と下り坂を控える。痛みが増す日はノーランOK。
今日の気づき(モイのメモ)
- “静かな接地”を意識すると、爪へのストレスが目に見えて減る。
- 2kmはご褒美。短く終える勇気が、次の走りやすさを作る。
免責とお願い
本記事は個人の体験をもとにした一般的な情報で、医療行為の指示ではありません。
強い痛み・腫れ・発熱などがある場合は、医療機関での診断を優先してください。
走れているのは、見てくれている皆さんのおかげ。
これからもよろしくお願いします。
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