伊豆旅⑥|エクシブ伊豆“雨の日リゾート”夕食前の温泉×サウナ4セットで極上チル

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雨の日でも、心は晴れやかに。

大きなアガベが南国の雰囲気

ブドウ畑を後に、静かな伊豆高原の緑に包まれながら、 私たちは
エクシブ伊豆
へと向かった。 小雨の中で濡れたヤシの木々が、南国リゾートの入口を演出している。
旅の始まりは、しっとり静かに、でも心躍るものだった。

エクシブ伊豆車寄せ 雨粒が落ちる車寄せで、スタッフが傘を差し出しつつ
ラゲッジから荷物をすばやく下ろし、濡れないよう丁寧に受け取ってくれた瞬間、 ここが特別な場所だと直感した。

チェックインロビーの余裕と品格

エクシブ伊豆ロビー

到着すると、まず出迎えてくれたのはエクシブらしい高級感あるロビー。 天井の高さ、調和のとれた照明
エクシブ伊豆ラウンジ そして「オーナー専用ラウンジ」のゆったりした空間。
実は私たちはオーナー会員ではないのだけれど、通常ラウンジが満席だったため

よろしければオーナー専用ラウンジをご利用ください

と案内されるサプライズ。
ラウンジとコーヒー その柔らかな気配りに、早くも心がほどけていく。

今年で開業36年目を迎えるが、年月を感じさせないほど丁寧に磨き上げられた佇まいに、思わず背筋が伸びる。

部屋に入った瞬間、思わず「いいね」

エクシブ伊豆 客室 今回宿泊したのは、和洋室タイプの客室で、テレビ脇にポットが置いてある。
和室振り向くと和室の畳スペース
客室のカーテン そしてカーテンを開けて
テニスコート テラスからの景色。
眼下にはテニスコート
プール 右側には屋外プールが広がる 「雨でも、悪くない
——そう呟いたのは私だけではないはず。

露天風呂とサウナ、4セットでととのう

大浴場 露天風呂 館内奥の大浴場は、
アルカリ性単純温泉(pH8.7・源泉40.9℃)。 肌あたりがサラッと柔らかく、湯上がりは“すべすべ”になる。

サウナ

木の香ただようドライサウナ(約90℃)で10分発汗、 すぐ隣の水風呂(約20℃)も心地よい温度。 仕上げは露天エリアのベンチで外気浴—— この3ステップを4セット
毎セットしっかりととのい。
目をつむり、耳の奥で鼓動だけが静かに響く。
「なんて最高の時間なんだ…」
と無重力のような心地よさを感じながら少し寝落ちした。

うれしいおもてなしは小さなボトルから

リゾートトラストの水のペットボトル

客室に戻れば、テーブルには
「RESORTTRUST」
ブランドのミネラルウォーターが人数分の3本あったことを思い出した。
温泉&サウナ4セット後の乾いた喉に、このミネラルウォーターが沁みる。
「小さな気遣いこそが、最高のサービス」——そんな言葉を思い出す。

人は歩き、迷い、また歩く…
それで、いいのだ。

ロビーでゆったりと座り、 湯けむりの向こうに竹林を眺め、 雨音と心拍がシンクロする夜。 エクシブ伊豆の時間は、 日常の速度をゆるめてくれる、そんな静かな贅沢だった…。
いやまだこれから夕食というご褒美もこれから楽しめる。

■ 施設情報

  • 施設名:エクシブ伊豆(PRIVATE RESORT XIV)
  • 住所:静岡県伊東市八幡野1741
  • 泉質:アルカリ性単純温泉(pH8.7)
  • 源泉温度:40.9℃(加温循環)
  • サウナ:ドライサウナ約90℃/水風呂約20℃/外気浴チェア有
  • チェックイン:15:00〜 チェックアウト:11:00

■ 地図

伊豆旅ナビ|旅の記憶をたどる

風が吹くまま、気の向くまま――
修善寺から始まった旅は、そっと地図を描いていく。

それは、竹林に迷い、蕎麦に癒され、ビールで頬を染め、
そして今、シャトーの鐘が鳴る。
午後に到着した会員制リゾートでオーナー体験!!

旅の軌跡を、もう一度。

  • ▶ 伊豆旅① 修善寺の竹林に迷い込む
  • ▶ 伊豆旅② 蕎麦の香りに立ち止まる
  • ▶ 伊豆旅③ クラフトビールに心ほどける
  • ▶ 伊豆旅④ 鐘を鳴らし、プロヴァンスを想う
  • ▶ 伊豆旅⑤ シャトーで白泡に酔う午後
  • ▶ 伊豆旅⑥ (当記事)エクシブ伊豆“豪華な会員制リゾート
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