和菓子処かつぶん|萩原まち歩きで出会う、やさしい甘みと昭和の風

下呂萩原 和菓子屋 外観

「人は歩き、迷い、また歩く——
それで、いいのだ。」
萩原の通り、天領酒造の向かい側に、宿場の趣を残す和菓子屋「和菓子処かつぶん」。
小綺麗で凛とした外観、店内は手しごとの温度が静かに満ちている。
さあ、入ってみましょうか。

目次

かつぶんの歩み

詳しい創業年は掲示していないものの、昭和の頃から地元に根づく和菓子処として親しまれてきたという。
格子の影、手書きの品札、レトロ扇風機のやわらかな風——どれも“いま”の萩原に残る「昔からのふつう」を物語る。
変えないところはそのままに、ていねいな味を今日も。

店内フォトで雰囲気キャッチ

和菓子処かつぶんの品札と和菓子。手書きの文字が温かい。<br class=

店内のレトロ扇風機。夏の風を連れてくる相棒。

瓶が並ぶカウンター。手しごとの温度感がにじむ。

格子越しの店内風景。光と影がゆっくり揺れる。

おみやげに「抹茶くずきり」—涼がほどける一口

抹茶くずきりの外装。オリーブ色のイラストが可憐。

箱絵の素朴さに惹かれて手に取った「抹茶くずきり」。
中には、食べ方の丁寧な説明書きと、つややかな真空パックが収まる。

抹茶くずきりの食べ方説明とパック。氷と冷水で冷やしていただく。

おいしい食べ方(店頭説明に基づく)

  • 器に氷を4〜5個入れ、20〜30ccの冷水を注ぐ。
  • パックのくずきりを移し、全体をよく冷やす。
  • ひと呼吸おいてから、つるり。口あたりの透明感が際立つ。

手に持った抹茶くずきりのパック。瑞々しい抹茶色が透ける。

氷とともに器に盛られた抹茶くずきりのアップ。つるりと艶やか。

テイスティングメモ

  • 口あたり:つるん、とろり。氷の温度で一段と透明感。
  • 風味:抹茶のほろ苦さ→やさしい甘みへと滑らかに推移。
  • 後味:涼が舌に残り、次の一口を誘う。夏の手土産に最適。

ここが好き(見たまま3ポイント)

  • 手書きの品札と素朴な並びが、選ぶ時間までおいしくする。
  • 棚の器や格子、細部まで“静かな整え”。写真が自然と増える。
  • レトロ扇風機の存在感。昭和の風が、いまの午後にそっと届く。

基本情報

  • 店名:和菓子処 かつぶん
  • 住所:〒509-2517 岐阜県下呂市萩原町萩原1282-11
  • 電話:0576-52-1076(タップで発信)
  • 駐車場:なし
  • 営業時間・定休日:店頭でご確認ください
  • 支払い:店頭でご確認ください

散策ルートのおすすめ(主記事へ誘導)

格子の影を背に、通りをゆっくり北へ。路地の段差と影は午後の写真にぴったり。
「萩原まち歩き」本編でルートを詳しく書いています → 萩原まち歩き|歴史薫る城下町で過ごす午後

モイのレポ

氷にふれたくずきりが、つるんと逃げる。
——旅の甘さは、いつも少しだけ足りないからおいしい。
もう一口だけ。そんな気持ちで、萩原の午後がゆっくりほどけていく。

◀ 前:天領酒造|飛騨萩原で蔵元限定酒と試飲を楽しむガイド |  次:鶏ちゃん発祥の名店「天狗」萩原の真ん中で、鶏ちゃんが呼んでいる

目次