酒語辞典|あ行
あ
泡盛(あわもり)
沖縄で造られる蒸留酒。黒麹菌を使ってタイ米を発酵させて造る。長期熟成されたものは古酒(クース)と呼ばれる。
アロマホップ
ビールに香りを加えるために使われるホップ。苦味成分は控えめで、華やかな香りが特徴。
甘酒(あまざけ)
米麹または酒粕から作られる甘味飲料。ノンアルコールのものもあり、栄養補給としても人気。
荒走り(あらばしり)
酒を搾る工程の最初に出てくる酒。フレッシュで荒々しい風味が特徴。
い
一合(いちごう)
日本酒の容量単位で180mlに相当。徳利や升などで使用される。
一火(いちび)
瓶詰後に1回だけ火入れ(加熱処理)を行った酒。生貯蔵酒と類似。
イースト
酵母のこと。発酵を通してアルコールと香りを生成する。
う
旨味(うまみ)
酒の味わいを構成する要素の一つ。アミノ酸由来の味で、コクや深みを生む。
え
縁酒(えんしゅ)
祝い事や人の縁を祝う席で交わす酒のこと。古くからの言い回し。
お
温燗(おんかん)
日本酒を40℃前後に温めて飲む方法。酒の香味を引き立てる。
おりがらみ
日本酒の濾過後にわずかに「おり(滓)」を残した状態。やや濁りがあり、風味豊か。