【実録】フリマアプリで「裁判」をチラつかされた日。48歳の僕がが住所を教えずに取引を強制終了させた理由

久しぶりに実家の片付けをしていたら、子どもたちが熱中していた古いゲーム機が出てきた。

動作を確認し、プレイ可能なことをチェック。懐かしい起動画面も写真に収め、長期保管品なので「ジャンク品」として相場より安く出品した。

商品は思ったより早く落札。
「今は使わない物、誰かのお役に立てて良かった」
そう願いながら、丁寧に梱包して発送した。

でも、待っていたのは感謝の言葉じゃなかった。
飛んできたのは、「裁判」という二文字。
文字だけなのに、ナイフみたいに突き刺さるやつだ。

今回は、僕がフリマで経験したトラブルと、個人情報を守り抜くために下した「損して得取れ」の決断を、実体験ベースの本音で残しておきたい。


1. 突然届いた「最終通告」のようなメッセージ

発送から数日。届いたメッセージには、不穏な法律ワードがズラリと並んでいた。

「不動品」「虚偽の説明」「契約不適合責任」……

相手の主張はこうだ。

  • 電源は入るが映像が出ない
  • 通電しない
  • 動かない

こっちは確実にプレイ確認を済ませていたし、証拠画像も載せていた。
梱包も「割れ物注意」の指示をし、緩衝材もしっかり入れた。

でも相手は「嘘は法的に許されない。応じなければ少額訴訟の手続きに入る」と言い切って返金を要求してきた。

正直、心臓に悪い。凄まじいストレスだった。

2. なぜ僕は「住所」を教えなかったのか

相手は執拗に責めてくる。僕は泥沼を避けるため、キャンセルすることに決めた。
すると相手は、待ってましたと言わんばかりに畳み掛けてきた。

「返品先の住所・氏名・電話番号を教えろ」
「着払いで送る」

ここで僕は、一回立ち止まった。
「裁判」という言葉を平然と使い、こちらの落ち度を強めに責め立ててくる相手。
そんな人に、家族が住む場所を渡していいのか?

フリマアプリの最大の利点は「匿名性」だ。
一度住所を渡せば、返品後に相手が納得しなかった場合、次が読めない。自宅に何が届くか、誰が来るかわからないリスクはゼロじゃない。

「ゲーム機一台の代金」と「家族の安心」。
天秤にかけるまでもなかった。

3. 「商品は諦める」という最強の防御策

僕が取った行動は、極めてシンプルだ。

「この度は大変申し訳ございませんでした。商品の返送は結構です。そのまま破棄していただくか、お納めください。キャンセル手続きを進めます」

住所を教えるリスクを負うくらいなら、商品は相手にくれてやればいい。
売上金、システム手数料、送料……。
いいよ、全部諦める。

その代わり、僕の個人情報と平穏な日常だけは死守する。

相手はさらに何か言いたげだったが、僕はそれ以上反応せず、事務局を通じて淡々とキャンセル処理を完結させた。これが、攻撃的な相手に対する僕なりの「終わらせ方」だ。

4. 48歳の本音:負けるが勝ち、って本当にある

「悪いのは相手なのに、なんでこっちが損を……」
という悔しさは、もちろんゼロじゃない。

でも、あのまま言い合いを続け、裁判だ何だという泥沼に引きずり込まれていたら、失ったのはお金だけじゃなかったはずだ。

  • 仕事への集中力
  • 妻と過ごす穏やかな時間
  • 心の健康

ネットには、残念ながら常識が通じない相手が一定数いる。
そんな相手に捕まった時の正解は、「一刻も早く、一番安全な方法で、その縁を断ち切ること」だと思う。

一万円程度を惜しんで、自分の「安全域」を差し出しちゃいけない。今回の件は、僕に「平穏の価値」を教えてくれた授業料だと思うことにした。

さて、明日も早起き。
嫌なことはブログに書いて成仏させて、前を向いて歩こう。


【まとめ】トラブルを「安全に終わらせる」ための鉄則

大事なのは「勝つこと」ではなく「安全に終わらせること」。もしもの時はこの手順を思い出してほしい。

  1. 深呼吸:即レス厳禁。スマホを置いて冷静になる。
  2. 証拠保存:説明文、写真、やり取りをすべてスクショ。
  3. 匿名死守:住所・氏名・電話番号は絶対に教えない。
  4. 事務局:直接交渉せず「事務局の判断に従います」で通す。
  5. 損切り:お金より「平穏」を優先。返送不要で区切る。

“勝つ”じゃなくて、“安全に終わらせる”。これが一番現実的で、一番強い。

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