2026/1/2【小名浜ら・ら・ミュウ】極寒の港へ駆け込んだお正月。至高の生牡蠣と「まぐろの高木」大トロ丼に悶絶!

こんにちは、モイです。


お正月気分も抜けきらない

2026年1月2日。

僕は福島県の温泉宿で、
二泊三日の波乱万丈………
色々あった年越しを、

【これも旅の醍醐味】

と満喫していました。
ま、その時の衝撃的体験は熟してから記事にしますので頭の片隅にでも置いておいてください。

上品な…お出汁の効いた料理も素晴らしいのですが、なぜか48歳の胃袋が
「頼む……本物の……本物の海の新鮮なカニ…いや海鮮が食べたい」
と本心が表れ始めます。

「よし、決めた!絶対に美味い【本物の海鮮】を食べて帰ろう」

その抑えきれない気持ちで宿を飛び出した僕ら一行は、一直線に太平洋側、帰路の途中でもある小名浜港の「いわき・ら・ら・ミュウ」へと車を走らせていました。

絶望のパニック駐車場から、極寒の港、そして熱気の市場へ

しかし、到着してみると現実は甘くありません。
1月2日の「ら・ら・ミュウ」は、僕と同じように新鮮な海産物を求める人々でごった返し、駐車場は完全な大パニック状態でした。

ら・ら・ミュウ 混雑する駐車場

「こりゃダメか……」

と絶望しかけたその時です。懸命に誘導していた警備員さんが、僕に向かって

「あそこ、今出るから行きな!」

とサッと空くスペースを指差してくれたのです。
美味しいものを求めてきた先での、休みたいだろうお正月にお仕事してくれていることに感謝です。
冷え切った車内で、この神アシストは本当に心に沁みました。

無事に車を停め、「まずは腹ごなしに港の景色でも……」と外に出たのですが、そこは想像を絶する世界でした。

粉雪舞う小名浜港

空からは粉雪が舞い散り、海風が容赦なく吹き付ける極寒の小名浜港。
普段は優雅に飛んでいる海鳥のカモメたちでさえ、寒そうに首をすくめてピクリとも動きません。
「もう無理、凍え死ぬ!」と早々に散歩を切り上げた僕は、命からがら逃げ込むように魚市場の屋根の下へ飛び込みました。

すると、どうでしょう。
外の凍える寒さが嘘のような、活気と熱気、そして強烈な磯の香りに満ちた別世界だったのです。

視界を埋め尽くす牡蠣の山。胃袋のエンジンが火を吹く

冷えた体をさすりながら市場を歩き始めると、すぐに僕の目は釘付けになりました。

牡蠣だらけの市場
岩がきの山

あっちにもこっちにも、産地も種類も様々な牡蠣がこれでもかと山のように積まれています。

『ゴクリ……。』

実はここ「ら・ら・ミュウ」は、近海の魚だけでなく、三陸海岸など全国の極上海鮮が集まる巨大なハブ市場。
水産のプロたちが独自のネットワークで旬の牡蠣をかき集めているため、真冬でもこれだけ多種多様なブランド牡蠣が選び放題になるんです。

本物の海鮮を求めて車を飛ばしてきた僕にとって、この光景は暴力的なまでの誘惑でした。「もう堪らん。注文しよう」即座に足が止まります。

殻を剥かれた生牡蠣
生牡蠣アップ

その場で殻を剥いてもらうと、ツルンとした色艶の良い極上の身が顔を出しました。
冷たい磯の香りを深呼吸と一緒に吸い込み、思い切って一口でいただきます。
ちゅるんと滑り込んだ瞬間、口いっぱいに弾ける濃厚でミルキーな旨味。
まごうことなき「本物」の海の味。

このたったひと口の牡蠣が導火線となり、僕の胃袋のエンジンはついに轟音を立ててフル回転を始めました。

迎えたクライマックス。「まぐろの高木」の本マグロ大トロ丼

最高の前菜(牡蠣)で完全にスイッチが入った僕は、「よし、中に入って丼物でも食べよう」と迷わず歩みを進めました。
そして暖簾をくぐったのが、海鮮丼で名高い

「まぐろの高木」

さんです。

美味しい海鮮を求めてやってきたお正月。
ここでケチる理由は1ミリもありません。
僕は券売機のメニューの中で最も輝いていた

「本マグロ大トロ丼」

を、震える指でポチッとしました。

大トロ丼 レシート 4400円
瓶ビールとグラス

お値段、4,400円。
普段のランチなら躊躇する価格ですが、今日ばかりは特別です。
逸る気持ちを抑えきれず、大トロが到着する前に瓶ビール(注:ノンアル)をグラスに注ぎ、キュッと流し込みます。
「カーッ!堪らん」
目元もトロンと酔いが回ります。
(ノンアルなのでプラシーボ)
外の凍える雪景色を背に、熱気あふれる市場の喧騒の中で飲む昼ノンアルビール。
これも大人の正月休みの醍醐味です。

そして、ついにその瞬間がやってきました。

本マグロ大トロ丼 全体
大トロ ドピンク

きた〜!!!スゲー!!!

思わず声が漏れてしまうほどの圧倒的な迫力。
見てください、この見事なまでの

とどどど ピンク!

そして、表面に浮かぶ上質な脂の艶々とした輝き。
一切れの分厚さとサシの入り方が、普段食べているマグロとは完全に次元が違います。

大トロ 箸上げ

「さて、食べてみましょう」。
ずっしりとした重みを感じながら箸で持ち上げ、酢飯と共に口へ。
むひゃ〜。。……しょりゃ……もう……言葉になりません。
噛む必要がないほど、体温でふわりと溶けていく極上の脂。
本マグロ特有の濃厚な甘みと旨味が口いっぱいに広がり、脳天を突き抜けていきます。

4,400円という価格設定に一瞬ドキドキした自分を笑い飛ばしたくなるほど、この圧倒的な感動と満足感は、間違いなく「お釣りがくる」レベルの食体験でした。

まとめ:ドラマがあるから、旅のメシは美味い

温泉宿でふと沸き起こった「本物の海鮮が食べたい」という執念。
そこから始まった極寒の港での駐車場探し、凍える寒さからの市場の熱気、導火線となった牡蠣、そして大トロという完璧なクライマックス。

ただ美味しいものを食べるだけでなく、そこに行き着くまでの小さな試練やドラマがあったからこそ、この日の大トロ丼は一生忘れられない味になりました。
僕の胃袋を見事に満たし、最高のお正月をプレゼントしてくれた小名浜の「ら・ら・ミュウ」と「まぐろの高木」さん。間違いなく、これからも通い続ける名店です。

……と、ここで終わればただの「最高のお正月ランチ」の話なのですが。
実はこの「まぐろの高木」、この後3月に行く妻とのスノボ旅行で、思わぬ運命的な繋がりを生むことになります。僕の「要人センサー」が激しく警鐘を鳴らすその奇跡のエピソードは、また別の記事でじっくりとお話ししましょう。
あと……お正月の旅行の話もしっかりと熟成してます。
お楽しみに。
👉【裏磐梯〜小名浜】磐梯山の絶景から、運命の「いくらソフト」へ。旅は出会いがあるから面白い


施設情報・アクセス

名称: まぐろの高木(いわき・ら・ら・ミュウ 1F)

住所: 〒971-8101 福島県いわき市小名浜辰巳町43-1

電話番号: 0246-92-3701(ら・ら・ミュウ代表)

営業時間: 店舗により異なります(事前に公式情報をご確認ください)

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