コストコの実力派泡!カークランド「アゾロ・プロセッコDOCG」を徹底レビュー|1,000円台で余韻まで上質

コストコ プロセッコの全体写真

コストコ試飲で即カートイン!南アの濃厚赤『Stark-Condé Cabernet Sauvignon 2022』レビュー

コストコの泡、どれを選べば正解か。
そんな悩みにズバッと答えてくれるのが、KIRKLAND Signatureの「アゾロ・プロセッコ・スペリオーレDOCG」。
紫ラベルの存在感に惹かれて、今回も倉庫店でカートイン。
結論から言うと、価格以上の完成度で“家飲みの主役”に十分。
写真とチャートで、香り・味わい・泡の質まで立体的にレビューする。

目次

購入体験|コストコでの価格・使いどころ

オンライン掲載価格は税込1,088円
(商品番号 942744)。
アルコール11%、白スパークリング。
「サラダやシーフード、食前酒に」とコストコの商品説明。
週末のアペリティーボやホームパーティーのまとめ買いに最適。

コストコ プロセッコのボトルと注いだグラスの全体写真
KIRKLAND Signature アゾロ・プロセッコDOCG。
爽やかな黄金色ときめ細かな泡が魅力。

酒造りの背景|アゾロDOCGと製法のキモ

産地はヴェネト州のアゾロ・プロセッコDOCG
プロセッコの中でも「スペリオーレ(DOCG)」格で、2009年にDOCGへ昇格。
アゾロはプロセッコで初めてExtra Brutタイプを公式に含んだ産地としても知られる。
ぶどうは最低85%以上がグレーラ(Glera)。
つくりはステンレスタンクで二次発酵させるシャルマ方式(別名:マルティノッティ)
クリアでフレッシュ、泡はきめ細かく、料理に合わせやすいのが長所。

コストコ プロセッコDOCG認証シールのクローズアップ写真
首元のDOCG認証シール。
品質と生産地の保証が明確。

外観|泡と色調

色は淡い麦わら色。
立ち上る泡は
“線で昇って面で広がる”タイプで、写真の通りクリーミー。

コストコ プロセッコをワイングラスに注ぐ瞬間の写真
注ぎはじめから泡のきめ細かさがよく分かる。
立ち上がりがスムーズで勢いは穏やか。
グラスに注がれたコストコ プロセッコの液面と立ち上る泡
細かなビーズが途切れずに次々と立ち上る。
淡い黄金色で透明感あり。

香り(アロマ)

白い花、熟した青リンゴ、洋なし。
レモンやシトロンの明るさに、ほのかなアーモンドのニュアンス。
温度が上がるとフローラルが前に出る。

味わい(パレット)

スタイルはExtra Dry
味わいはドライ寄りでほんのり甘みを感じるバランス。
酸はシャープ、果実味はピュアで、後味に塩味系のミネラルが残る。
食前から前菜、フライ料理まで守備範囲が広い。

質感(テクスチャー)と泡

泡の圧は中程度で口当たりはソフト。
口中でクリームの膜をつくるタイプではなく、スッと解けて旨味だけを残す。

余韻(フィニッシュ)

レモンピールと洋なしのニュアンスが短〜中程度に続く。
軽快で次の一口を誘う余韻。

適温とグラス

8〜10℃がベスト。
ワイングラス型のフルート(中ぶりチューリップ)がおすすめ。
香りの広がりと泡の維持のバランスが良い。

開栓直後のコストコ プロセッコのボトル口アップ
開栓直後の表情。
泡の気配が静かに立ち上る。

おすすめペアリング

コストコの寿司やシュリンプカクテル、スモークサーモン。
軽めのフリット、カプレーゼ、グリーンサラダとも好相性。
柑橘を使う前菜や塩味を利かせた料理で果実味と酸が映える。

ラベル&ディテール(一次情報)

コストコのKIRKLAND Signature アゾロ・プロセッコ・スペリオーレDOCGのラベル
正面ラベル。
紫のエンボス紙がアイコニック。
コストコ プロセッコ アゾロ・スペリオーレDOCGの裏ラベル
裏ラベルには「果実酒(発泡性)」表示、
輸入者はコストコホールセールジャパン株式会社。
コストコ プロセッコのコルク栓アップ写真 ASOLO PROSECCO刻印入り
刻印入りコルク。
開ける瞬間の高揚感もスパークリングの魅力。

スペック表

ワイン名KIRKLAND Signature Asolo Prosecco Superiore DOCG
産地イタリア/ヴェネト/アゾロ・プロセッコDOCG(スペリオーレ)
品種グレーラ主体(規定:グレーラ最低85%)
スタイル白・発泡(Extra Dry)
製法シャルマ方式(別名:マルティノッティ)
アルコール11%
参考価格コストコオンライン 1,088円(税込)
適温8〜10℃
輸入者コストコホールセールジャパン株式会社
備考Extra Dryの残糖目安:12〜17g/L

甘辛・濃淡チャート(ワインver.)

ドライ スイート フル ライト 甘辛(左:辛口/右:甘口) 濃淡 本品

香味レーダーチャート(ワインver.)

香り 果実味 ミネラル 余韻

モイの〆酒評

「1,000円台でここまで上品」。
軽やかなのに粗さがなく、毎日の食卓に寄り添う整い方をしている。
アゾロDOCGらしい澄んだ酸と、余韻に残るほのかなミネラル。
家飲みの“基準泡”として、常備候補に推したい。

購入のコツ

倉庫店とオンラインで価格・在庫が変わることがある。
ホームパーティー予定があるならケース買い、普段飲みなら2本買いが回転的にちょうど良い。
温度は冷蔵庫でしっかり冷やしてから、グラスは中ぶりを。

他銘柄比較のヒント

  • 同じKIRKLANDのプロセッコでも、DOCDOCGで香味の密度が変わる。
  • Extra Dryは残糖12〜17g/Lで“辛口寄りセミドライ”。
    Brutよりわずかに甘みがあるため、辛口好きはBrut/料理幅を広げるならExtra Dry。
  • アゾロDOCGは、同価格帯の一般DOCに比べ、酸とミネラルの精度で一歩上を感じやすい。
    うちで常に常備しているオススメのプロセッコです。
コストコ試飲で即カートイン!南アの濃厚赤『Stark-Condé Cabernet Sauvignon 2022』

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