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下呂温泉 菊半旅館 ― 100%源泉かけ流しと夕食付きの満足滞在
人は湯にほどけ、時はやわらぐ。
天下の三名泉と謳われる下呂温泉でも、
かけ流しはとても貴重な存在
静かな宿に詩を編むように、加水・加温・循環なしの湯がやさしく体を包みます。
写真と私の声を織り交ぜて、この宿の魅力を余すことなく描きます。
施設概要
- 住所:岐阜県下呂市湯之島281
(TEL:0576-25-3800) - チェックイン/アウト:15:00/10:00
- 温泉:アルカリ性単純温泉/源泉かけ流し(加水も循環もなし)
- 館内:男女別大浴場、食事処「ごはんや〈くりざんていむ〉」、書庫ラウンジ、浴衣・色浴衣あり
- 駐車場:館前他(要現地確認)
温泉|かけ流しのやさしさに包まれて
窓から射す光が湯面に揺れる。
そんな瞬間こそ、源泉かけ流しの恩恵を実感する時。
下呂では珍しい湯の肌触りが、身体に、そして心に沁み渡ります。
泉質についてはこちらの泉質紹介記事でも詳しく紹介しています。
男性浴場の穴場ポイント
- カランのすぐ後ろは湯が浅くなっていて、“寝湯”状態に。ここが意外な至福スポット。
- 熱湯好きには、岩の窓ガラス脇から湧く源泉直出しゾーンがおすすめ。
体の芯からあたたまります。 - 湯上がりには、無料サービスの冷たい麦茶をどうぞ。湯気と涼の間に、ホッとする甘み。
客室|和室の静けさがくれる余白
8月のチェックイン時、外は猛暑。部屋に入るとキンキンに冷えていて、汗だくの身体に風がスーッと通り、瞬く間に汗が引いていく――女将さんの心遣いが素晴らしいと思いました。
障子越しのやわらかな光、畳に座れば自然と呼吸もゆるむ二間続きの和室。
この静寂に、買ってきた地酒を注ぐ時間こそ、旅の本当の贅沢です。
窓側のふすまは紙ではなく近代窓で、防音性もしっかり。夜も静かに休めました。
蔵元購入の下呂地酒を、下呂で飲む。なんとも贅沢。
コンパクトなユニットバス/清掃が行き届いていて、古さを感じさせない清潔さ。
館内と小物|時代を越えるあたたかさ
書庫ラウンジの本棚から静かな湯上がりを過ごし、
玄関わきの愛らしいカエルオブジェ(下呂=ゲロにかけたユーモア)ににんまりし、
廊下に飾られた書額「無一物」に目を留める。
清掃は行き届き、心がほどける場の設えが随所にあります。
食事|定食付きならではの満足
昔、団体客を迎えた賑やかな時代から宿を守り続け、時代のニーズに合わせて色浴衣サービスや朝食無しや、夕食は定食スタイルに変化する柔軟さがあります。
私の場合朝食なしの貴重な朝時間を朝ランに使いました。
夕食時、館内の「くりざんていむ」では程よいモダンな間仕切りがあり周りを気にせず食事の時間を楽しめます。
お世話していただいた中居さんとの会話も弾み、旅に彩りを添えてくれました。

甘辛い味噌ダレが食欲をそそります。
他に醤油,塩味も有
お土産にも鶏ちゃんは喜ばれます。
お時間ありましたら隣の宿場町の萩原宿の発祥元の天狗へ足を伸ばすのもいいですね。

「くりざんていむ」の名前、実はフランス語の「クリザンテーム」(菊)に由来。
“菊”をモチーフに、和の心と欧風の洒脱がミックスされた、素敵なネーミングです。
立地|温泉街の中央でもない控えめな居心地
メイン通りにも近く、酒屋も料理屋も徒歩圏。 景色には派手さはないけれど、“気持ち良い温泉街感”が目に映り、湯上がりにそぞろ歩くのが自然に身につきます。
アクセス
- JR下呂駅から徒歩10-12分、タクシーで3分ほど
- 車は中央道・中津川IC経由で約60分
予約・問い合わせ
公式:kikuhan.jp
TEL:0576-25-3800
下呂の豪華な宿ももちろん魅力的。
でも、私は下呂の訪れる際は心温かで自由なスタイルのこの宿に帰ります。
細かなことを気になさらない方、旅慣れした方にはきっとわかっていただけると思います。
心と時間をそっと預ける、素朴だけど芯のある場所です。
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