創業1716年の歴史を軸に、酒蔵ギャラリーでは無料で多種類の試飲ができる
“おおらかな”人気蔵です。
IWC2018で「あだたら吟醸」がチャンピオン・サケ受賞の実力派でもあり、受賞酒や限定酒がずらり。
私は地域限定の「醸侍(ジョージ)ブラック」が好みで、福島を訪れた時の楽しみにしております。
また、送料以外全額寄付の石川県復興応援の能登半島支援ラベルも公式サイトから購入しました。
酒心溢れる太っ腹な遊佐社長、かっこいいです。
ちなみに毎月18日は、奥の松公式サイト
で「おすすめの一本」を選ぶと配送料を奥の松が負担していただけるありがたい日です。
最新の実施状況は公式サイトでご確認ください。
そしてこの18という数字は、代表銘柄「十八代伊兵衛」にも通じる蔵のストーリー…そして私たちへの心遣い。
そんなところも奥の松らしさだと思います。
施設の基本情報
名称 | 奥の松酒造株式会社(酒蔵ギャラリー併設) |
---|---|
創業 | 享保元年(1716年) |
所在地 | 〒964-0866 福島県二本松市長命69 |
TEL | 0243-22-3262(酒蔵ギャラリー)/0243-22-2153(代表) |
営業時間 | 10:00〜17:00(季節・臨時で変更あり。最新は公式で要確認)。 |
見学 | 瓶詰・製造ラインの案内あり(無料・要予約)売店は常時営業。 |
試飲 | 無料(季節酒や定番など複数をテイスティング可) |
アクセス | JR東北本線 杉田駅から徒歩約10分。 二本松ICから車約7分。駐車場あり。 |
フォトストーリー|外観から試飲まで、一気見
敷地内には赤い鳥居が印象的な「奥の松宮」が鎮座。
鳥居をくぐって小祠に手を合わせ、酒旅の安全を祈願するのも一興です。
私自身、何度も訪れていますが、その多くが日曜日。
タイミングが合わず社長へのご挨拶はなかなか叶いませんが、いつか直接お話しできる日を心底楽しみにしています。
軒先の大きな杉玉は“新酒できました”のサイン。
季節で色が変わるので、訪問の時期で表情が違って見えるのも楽しいポイントです。
店内には受賞状とともに主要銘柄が整然と並びます。
吟醸・純米大吟醸・スパークリング日本酒など幅広く、テイストを比較しやすい陳列です。
奥の松は、IWC2018で「あだたら吟醸」がチャンピオン・サケを受賞。
全国新酒鑑評会でも金賞受賞歴多数の実力蔵として知られています。
ここで強調したいのは、今主流のコイン試飲ではなく、スタッフが注いでくれて説明付きという点。
しかも多種・多量に味見できるので、初めてでも違いがよく分かります。
正直、今は少なくなりつつありますが、この“対話型の試飲”が心に刺さり、磨きや酵母の違いを教わったりするうちに酒蔵に親しみを覚えて、旅に酒蔵を組み込み、気づけば日本酒そのものが大好きになりました。
利き酒のコツは酒辞典:利き酒も参考にどうぞ。
気に入った銘柄はその場で購入可能。
贈答用包装も丁寧です。杜氏(た行)の名を冠した限定酒や、社長の名字「遊佐」を冠した酒、二本松限定の新聞巻きなど、物語性のある一本が多いのも魅力。
季節・出荷状況で入れ替わるため、見つけたら即確保がおすすめです。
見学・アクセスのヒント
- 売店(酒蔵ギャラリー)営業時間は10:00〜17:00。
工場見学は無料・要予約。最新情報は公式サイトを確認。 - JR東北本線「杉田」駅から徒歩約10分。
二本松ICから車約7分、駐車場あり。
受賞歴と人気蔵ポイント
- IWC2018「チャンピオン・サケ」受賞(あだたら吟醸)。
世界規模の審査で年間最優秀に選ばれた看板酒です。 - 全国新酒鑑評会・金賞受賞歴多数。
福島を代表する受賞常連蔵として評価。 - 試飲が無料&スタッフ説明付き。
コイン制では味わえない“学びのあるテイスティング”が魅力。
モイの〆蔵評

外観から鳥居、杉玉をくぐって受賞棚を眺め、最後はスタッフが注ぐ無料試飲で締める。
「見て、学んで、味わえる」体験が一本の線でつながる酒蔵です。
私は何度も訪れていますが、訪問はだいたい日曜日。
そのため社長へご挨拶する機会にまだ恵まれていません。
次こそは直接お会いして、お礼と“奥の松愛”を伝えたい。
そんな気持ちにさせてくれる、温かい蔵だと心から思います。
私は奥の松の蔵付き酵母からなる吟醸香に魅了された1人です。
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