MOHILOG EXTRA EDITION
号外②|酒より先に、人に会う。
2026.10.03
上諏訪街道 まちあるき呑みあるき
上諏訪街道 まちあるき呑みあるき
諏訪五蔵の酒を飲む。
もちろん、それが目的のイベントです。
でも今年の僕には、それ以上に楽しみにしていたことがありました。
また、あの人たちに会いたい。
目次
国道20号沿いを、酒蔵へ
昔ながらの建物や看板が残る一方で、新しい店も少しずつ増えている上諏訪。
ん?
こちらのお店にも、CRAFT BEERの文字。
また増えたのでしょうか。
僕が初めて歩いた頃と同じ景色もあれば、少しずつ変わっていく景色もある。
上諏訪の街は、今も動いています。
スットコどっこいどっこいさっと〜♪ いざ、麗人へ
い〜ざ、麗人へ〜♫
上諏訪街道〜呑みあ〜るき〜♪
……と、去年事務局前で流れていた呑み歩きのテーマ曲を歌いながら進みます。
左に「麗人」の文字。
ということは……!?
右を見るとビールサーバー。
そして、その向こうに——。
宮澤さんがいた!!
ああ……。
嬉しい。
本当に、涙が出そうなくらい嬉しかったんです。
宮澤さん、やっぱりカッコいいんですよ。
ビールを造る姿勢も。
話している時の雰囲気も。
そして、あの立ち姿も。
そりゃもうね……。
男も惚れますよ。
宮澤さんと話している間に、友人が麗人ビールを持ってきてくれたのですが……。
写真を撮るのを、完全に忘れていました(泣)
こういう時に限って、ちゃんと撮っていない。
でもまあ。
それだけ、再会して話すことに夢中だったということで。
今回、宮澤さんとのツーショットも撮れませんでした。
なので、僕が惚れるブルワー・宮澤さんは、以前の記事でぜひ。
▶ 僕が惚れるブルワー・宮澤さんと「一夢希」の話はこちら
真澄へ向かう途中……う、うなぎ!!
さてさて。僕らは五蔵のいちばん奥、真澄を目指します。
今年は初参加の友人もよく知る真澄から呑み歩きを始める予定です。
ところが。
歩いていると、何やら香ばしい香りが……。
う……。
う……。
うなぎ!!!
何? このお求めやすい価格は!!
「蒲焼き4本、肝串4本お願いします」
気がつけば、かなり能動的に注文していました。
これから会えるはずの友人に1本。
そして、予備に1本。
……予備って何でしょうね(笑)
うなぎの次は……僕のフェイバリット、鮎
よく見ると……。ん?
鮎もあるじゃ〜ないですか!
これは素通りできません。
「鮎も2本!」
うなぎに続いて追加です。
しかも焼いている青年のTシャツを見れば……。
ayudas。
なんという気合い(笑)
「大丈夫です! 顔出しもオーケーです!」
「あ、ありがとうございます!」
両手に鮎、胸にayudas。
完璧です。
「また来年も会いに……いや、鮎いに来ますね!」
酒を飲みに来た上諏訪で、またひとり“来年会いたい人”が増えました。
イベント開始前だというのに、この人の数です。
皆さん、待ちわびていたのでしょうね。
この日を。
この街を。
そして、この一杯を。
真澄へ。蔵元も待ち遠しそうです
蔵元も、右に左に……待ち遠しそうに見えます。
開始前独特の、そわそわした空気。
実は僕、この真澄の蔵元にちょっと憧れて丸メガネを買ったことは、ここだけの話です(笑)
3……2……1……! 呑み歩き、開幕
強い光が差し込み、まるで後光のよう。
その中で蔵元の挨拶が始まりました。
いよいよ、カウントダウン。
3……2……1……!!
上諏訪街道まちあるき呑みあるき2026。
スタートです!
最初の一杯は、真澄「山花」
山田錦を45%まで磨き、七号系自社株酵母で醸された純米大吟醸です。
香りは上品。
和梨を思わせるようなやわらかな華やかさがあり、口に含むとなめらか。
そして余韻も、静かできれい。
ああ……。
たまらない……。
真っ昼間から酒をいただく、この背徳感。
しかも今日は、堂々と飲んでいい日です。
感謝しかありません。
そろそろ、次へ行きましょうか。
……とはいえ。
酒だけ飲んで帰るわけにはいきません。
今年も会えました。真澄の皆さん
蔵元、今年もありがとうございます!
「あ、奥様。いつもお世話になっております……」
……って。
たぶん僕が一方的に真澄にお世話になっているだけで(笑)
「今日は勝彦さん、いらっしゃいますか?」
「います、いますよ。こっちです!!」
そして奥様。
「勝彦〜♪ お客様〜♪」
あ……奥様……お客様……。
あ、ありがとうございます!
「ああ!勝彦さん。今日も素敵ですね。今年もまた……ツーショット、いいですか?」
「はい、もちろんです」
今年も無事に一枚。
酒をいただくのは、もちろん楽しい。
でも僕にとって、この呑み歩きは。
一年ぶりに会いたかった人へ「今年も来ました」と言える日。
そんな日でもあるんですよね。
TO BE CONTINUED
まだ、会いたい人がいる。
真澄をあとにして、再び五蔵街道へ。一昨年に出会った友人。
この日初めて言葉を交わす人。
そして——。
酒で賑わう街の向こうから、
どこか聞き覚えのある“諏訪の声”が響いてきました。
あ……木遣り唄だ。
※本記事は2026年10月3日にモイ本人が体験した内容をもとに執筆しています。
※人物との会話は当日の記憶をもとに、読みやすい形へ整えています。
