伊東で金目鯛を食べ、地元のスーパーを歩き、伊豆高原のフランス菓子店へ。
寄り道を重ねて、ようやく今回の目的地へ戻ってきました。
『ただいま!エクシブ伊豆!』
見覚えのある長いアプローチ。
左右へ並ぶチェアと、明るい色を散りばめたカーペット。
初めて訪れた時のワクワクとは少し違って、今回はどこか“帰ってきた”ような気持ちです。
僕たちは今回もRTTGアプリのスマートチェックイン。
到着後の手続きがとてもスムーズで、フロント前で長く待つことなくホテル時間へ入れるのが気に入っています。
こういうところも、エクシブっていいなと思う理由のひとつ。
さて。
まずはコーヒーをいただきましょう。
窓辺のテーブルで一杯。
まだ何もしていないのに、つい笑顔になります。
『やっぱりエクシブっていいなぁ』
エクシブ伊豆は、移動している途中にもよく足が止まります。
大胆な線と、青、赤、黄色。
勢いのある色彩が、白い館内によく映えます。
作品名や作家までは確認できませんでしたが、それでも眺めているだけで楽しい。
館内そのものが、ちょっとした美術館のようです。
こちらは一転して静かな一枚。
金色を思わせる背景に、淡い白の花。
華やかですが、決して騒がしくありません。
左右のランプの中央には、深いグリーンのオブジェ。
光を受けると、緑の奥からまた違う色が浮かびます。
置かれているものは多くないのに、きちんと一つの景色になっています。
ゴールドの手すりに、縦へ伸びる照明。
深いブルーのカーペット。
少しクラシカルな空気も、エクシブ伊豆の好きなところです。
さて。
今日の部屋へ到着です。
はぁ……。
着いた。
落ち着くなぁ。
今回はスタンダードの和洋室。
部屋食が付いたSmile Planで、お値打ちに泊まることができました。
ツインベッドの隣に畳。
窓の先にはテラス。
豪華すぎる必要はありません。
夫婦2人なら、このくらいが実に居心地いい。
そして荷物を置いたら――。
さてさて。
スーパーあおきで仕入れてきた戦利品を冷蔵庫へ。
これで今夜の準備は整いました。
……ですが。
全部夜まで待つ必要はありません。
まずは静岡を飲みましょう。
沼津のRepubrewが造る
超CAMPai HAZY PALE ALE。
淡く濁ったゴールド。
香りにはシトラスやオレンジを思わせる爽やかさがあります。
HAZYらしい柔らかな口当たりはありつつ、後味は意外なほどドライ。
アルコール5%という軽さもあり、昼下がりの一杯には実にちょうどいい。
名前どおり。
これは“CAMPai”が進みます。
外は、まだしとしと。
でも。
心は晴れやか。
ビールを飲んだら少し眠くなりました。
無理に予定を詰め込む必要もありません。
少し横になります。
…………。
よく寝た。
途中で目に入った、窓辺のランプ。
白を基調にした柔らかなフォルム。
こういう何気ない一角まで整っていると、館内を歩く時間も少し楽しくなります。
窓には雨粒。
外の景色も、今日はしっとりしています。
そして僕が好きなのが、このエレベーターまでの廊下。
大きな窓から光が入り、白い床と壁にやわらかく反射します。
ソファがぽつんと置かれただけの空間なのですが、不思議と気持ちいい。
前回は温泉とサウナを4セット。
今回はそこまで欲張らず、雨音を聞きながらゆっくり湯へ沈みます。
ラウンジのテラスへ。
灯りが付き始めた手すりの向こうに、雨上がりの伊豆の海。
濡れた空気まで、少し青く見えます。
赤い屋根。
濡れた緑。
その先に霞む海。
晴天のリゾートも良いですが、こんな日の伊豆も悪くありません。
せっかくなので、エントランスの様子も見に行ってみましょう。
おお……。
昼とはまったく違う顔。
ヤシの木が紫色に照らされ、一気に南国リゾートの夜へ変わっていました。
するとスタッフの方が声を掛けてくださって。
『写真、撮りましょう!』
さらに、
『もっと近づいて〜!』
と言われまして。
照れながら、2人でじわじわ接近。(笑)
写真そのものはもちろんですが、こうやって旅の思い出を楽しくつくってくださるスタッフさんが素敵です。
ありがとうございました。
今回はレストランではなく、部屋でゆっくり。
おおっ。
ステーキ。
お値打ちなプランだったので正直そこまで期待していなかったのですが……。
十分に美味しいです。
香ばしく焼かれた肉に、ガーリックチップ、白髪ねぎ、わさび。
少しずつ味を変えながら食べられるのも嬉しい。
ご飯までしっかり入っています。
サラダもたっぷり。
レストランで料理やサービスを楽しむ夜も大好きですが、部屋食にはまた別の良さがあります。
服装も、時間も、周りも気にしない。
食べ終われば、そのまま畳でごろりもできます。
夫婦旅なら、こういう夜があってもいいですね。
まずはこちら。
あずきとミルクチョコレート。
黒糖とバニラをまとわせた自家製あずきに、マイルドなミルクチョコレート。
中央には黒糖のジュレ。
あずき、黒糖、チョコレート。
しっかり甘そうな組み合わせですが、それぞれの甘さが同じ方向ではありません。
あずきの粒感、黒糖のコク、ミルクチョコレートの丸み。
和とフランス菓子がきれいに一つへまとまっています。
見た目も実に端正。
こういう組み立てを見ると、クリケットの丁寧な仕事がよく分かります。
そしてユンはこちら。
ムラング・シャンティー。
さくっと軽いメレンゲに、みずみずしいほど軽やかな生クリーム。
口へ入れた瞬間はサクッ。
そのあと、すっと溶けていきます。
見た目はとてもシンプル。
だからこそ、メレンゲとクリームそのものの仕上がりがよく分かるお菓子です。
そして、もうひとつ。
げんこつやまの溶岩シュー。
表面のサブレ生地を、近くにある“げんこつやま”の溶岩に見立てたシュークリームです。
ごつごつした表面はザクッ。
その中から、カスタードと生クリーム。
見た目の力強さと、中のやわらかさのギャップが楽しい。
土地の景色までお菓子にしてしまう発想も、旅先では嬉しくなりますね。
雨も止みました。
テラスへ。
売店で買っておいた、
シャトーT.S レッド辛口 2024。
部屋に到着後すぐワイングラスを手配しておきました。
中伊豆ワイナリーで造られる、日本産ぶどう100%の赤ワインです。
マスカット・ベーリーAを中心に、伊豆産ヤマ・ソービニオン、メルローなどをブレンド。
香りにはストロベリーを思わせる赤い果実のニュアンス。
口当たりは柔らかく、渋みはほどほど。
きれいな酸が残るので、夜にゆっくり飲んでも重たくありません。
豪快なフルボディというより、雨上がりのテラスで静かに飲みたい赤。
今日の夜には、こちらの方が似合っています。
昼間の雨雲は、いつの間にか深いブルーへ。
遠くには街の灯り。
眼下には青く光るプール。
今日は金目鯛から始まって、地元のスーパー、フランス菓子、静岡のクラフトビール、温泉、部屋食、そして伊豆のワイン。
よく遊びました。
今日も楽しい1日でした。
お休みなさい。
寄り道を重ねて、ようやく今回の目的地へ戻ってきました。
▶ 前回のお話|金目鯛とローカルスーパー、フランス菓子の寄り道
この旅の流れ
ただいま、エクシブ伊豆
見覚えのある長いアプローチ。
左右へ並ぶチェアと、明るい色を散りばめたカーペット。
初めて訪れた時のワクワクとは少し違って、今回はどこか“帰ってきた”ような気持ちです。
僕たちは今回もRTTGアプリのスマートチェックイン。
到着後の手続きがとてもスムーズで、フロント前で長く待つことなくホテル時間へ入れるのが気に入っています。
こういうところも、エクシブっていいなと思う理由のひとつ。
まずはコーヒーをいただきましょう。
まだ何もしていないのに、つい笑顔になります。
『やっぱりエクシブっていいなぁ』
客室までの道も、小さな美術館
部屋へ向かいましょう。エクシブ伊豆は、移動している途中にもよく足が止まります。
勢いのある色彩が、白い館内によく映えます。
作品名や作家までは確認できませんでしたが、それでも眺めているだけで楽しい。
館内そのものが、ちょっとした美術館のようです。
金色を思わせる背景に、淡い白の花。
華やかですが、決して騒がしくありません。
光を受けると、緑の奥からまた違う色が浮かびます。
置かれているものは多くないのに、きちんと一つの景色になっています。
深いブルーのカーペット。
少しクラシカルな空気も、エクシブ伊豆の好きなところです。
今日の部屋へ到着です。
スタンダードルームで、まずは静岡を飲む
着いた。
落ち着くなぁ。
今回はスタンダードの和洋室。
部屋食が付いたSmile Planで、お値打ちに泊まることができました。
ツインベッドの隣に畳。
窓の先にはテラス。
豪華すぎる必要はありません。
夫婦2人なら、このくらいが実に居心地いい。
そして荷物を置いたら――。
スーパーあおきで仕入れてきた戦利品を冷蔵庫へ。
これで今夜の準備は整いました。
……ですが。
全部夜まで待つ必要はありません。
沼津のRepubrewが造る
超CAMPai HAZY PALE ALE。
淡く濁ったゴールド。
香りにはシトラスやオレンジを思わせる爽やかさがあります。
HAZYらしい柔らかな口当たりはありつつ、後味は意外なほどドライ。
アルコール5%という軽さもあり、昼下がりの一杯には実にちょうどいい。
名前どおり。
これは“CAMPai”が進みます。
参考:Repubrew公式
でも。
心は晴れやか。
無理に予定を詰め込む必要もありません。
少し横になります。
…………。
よく寝た。
雨音を聞きながら温泉へ
身体もすっきりしたところで、大浴場へ。
白を基調にした柔らかなフォルム。
こういう何気ない一角まで整っていると、館内を歩く時間も少し楽しくなります。
外の景色も、今日はしっとりしています。
大きな窓から光が入り、白い床と壁にやわらかく反射します。
ソファがぽつんと置かれただけの空間なのですが、不思議と気持ちいい。
前回は温泉とサウナを4セット。
今回はそこまで欲張らず、雨音を聞きながらゆっくり湯へ沈みます。
湯上がりは、夕暮れのラウンジへ
大浴場から上がる頃には、少しずつ空が明るくなってきました。
灯りが付き始めた手すりの向こうに、雨上がりの伊豆の海。
濡れた空気まで、少し青く見えます。
濡れた緑。
その先に霞む海。
晴天のリゾートも良いですが、こんな日の伊豆も悪くありません。
せっかくなので、エントランスの様子も見に行ってみましょう。
昼とはまったく違う顔。
ヤシの木が紫色に照らされ、一気に南国リゾートの夜へ変わっていました。
するとスタッフの方が声を掛けてくださって。
『写真、撮りましょう!』
『もっと近づいて〜!』
と言われまして。
照れながら、2人でじわじわ接近。(笑)
写真そのものはもちろんですが、こうやって旅の思い出を楽しくつくってくださるスタッフさんが素敵です。
ありがとうございました。
今夜は、気兼ねなく部屋食
部屋へ戻ると、夕食の時間です。今回はレストランではなく、部屋でゆっくり。
ステーキ。
お値打ちなプランだったので正直そこまで期待していなかったのですが……。
十分に美味しいです。
香ばしく焼かれた肉に、ガーリックチップ、白髪ねぎ、わさび。
少しずつ味を変えながら食べられるのも嬉しい。
ご飯までしっかり入っています。
レストランで料理やサービスを楽しむ夜も大好きですが、部屋食にはまた別の良さがあります。
服装も、時間も、周りも気にしない。
食べ終われば、そのまま畳でごろりもできます。
夫婦旅なら、こういう夜があってもいいですね。
昼間に寄ったクリケットには、続きがある
食後のお楽しみは、伊豆高原のフランス菓子 CRICKETで買ってきたケーキ。まずはこちら。
黒糖とバニラをまとわせた自家製あずきに、マイルドなミルクチョコレート。
中央には黒糖のジュレ。
あずき、黒糖、チョコレート。
しっかり甘そうな組み合わせですが、それぞれの甘さが同じ方向ではありません。
あずきの粒感、黒糖のコク、ミルクチョコレートの丸み。
和とフランス菓子がきれいに一つへまとまっています。
見た目も実に端正。
こういう組み立てを見ると、クリケットの丁寧な仕事がよく分かります。
そしてユンはこちら。
さくっと軽いメレンゲに、みずみずしいほど軽やかな生クリーム。
口へ入れた瞬間はサクッ。
そのあと、すっと溶けていきます。
見た目はとてもシンプル。
だからこそ、メレンゲとクリームそのものの仕上がりがよく分かるお菓子です。
そして、もうひとつ。
表面のサブレ生地を、近くにある“げんこつやま”の溶岩に見立てたシュークリームです。
ごつごつした表面はザクッ。
その中から、カスタードと生クリーム。
見た目の力強さと、中のやわらかさのギャップが楽しい。
土地の景色までお菓子にしてしまう発想も、旅先では嬉しくなりますね。
雨上がりの夜、伊豆のワインを
食事も終わり。雨も止みました。
テラスへ。
シャトーT.S レッド辛口 2024。
部屋に到着後すぐワイングラスを手配しておきました。
中伊豆ワイナリーで造られる、日本産ぶどう100%の赤ワインです。
マスカット・ベーリーAを中心に、伊豆産ヤマ・ソービニオン、メルローなどをブレンド。
香りにはストロベリーを思わせる赤い果実のニュアンス。
口当たりは柔らかく、渋みはほどほど。
きれいな酸が残るので、夜にゆっくり飲んでも重たくありません。
豪快なフルボディというより、雨上がりのテラスで静かに飲みたい赤。
今日の夜には、こちらの方が似合っています。
▶ シャトーT.S.訪問記
参考:中伊豆ワイナリー公式
遠くには街の灯り。
眼下には青く光るプール。
今日は金目鯛から始まって、地元のスーパー、フランス菓子、静岡のクラフトビール、温泉、部屋食、そして伊豆のワイン。
よく遊びました。
今日も楽しい1日でした。
お休みなさい。

